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2025 1 29 水曜日
日本と呼ばれている島はもともとユーラシア大陸の一部だった。
北へ北へと口にしていたら不思議と函館に来れた。
フェリーから降りると少し様子がおかしい。
白くて冷たい。外国に来たような差異。彩雲も見えた。中国語も聞こえる。
温泉に浸かっていて昔の大陸の人の気持ちを想像した。
この小さな列島を自分たちの一部だと感じるのは自然な感覚かもしれない。
タイミングが少し違ったら国なんてなかったかもしれない。
アイヌという民族やゲールの民族。
小さな集団は大きな集団の都合で取り込まれていく。
私は今の境遇に強い拒絶はないけど
この列島が他の国だったとしても同じくらい幸せだったかもしれない。
北に移住したいという淡い目標もあって、下見気分で散歩した。
冬は無理かもしれない。そもそも友達がいないから寂しい。
夏が苦しいという一点だけが理由だ。
飛行機に乗って高松に着陸する機内で感じた安心感。とても嫌だった。
泣いても笑ってもここがホームという染みついたなにかが。
選びたいだけなんだ






















































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