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ふいに、風に吹かれたとき
「感じ」が新鮮になるときがある。
目が覚めて、肺に届く空気を感じる瞬間。
意味も理由も根拠もない力。
意識が届かない感覚、思考が追いつかない感情。
過去からより遠く、今により近く接近するための作品。
I was inspired from wind in mountain.
So I tried to make void. This work is made of ripped tulle.
People often foucus exist. But I want to take care of nothing.
完成初日。
2日目からは訪れてもらった人達に3色の帯のなかから一本、好きな色を好きな場所に好きなようにつけていただきました。
いろいろな結びがありました。
それぞれがそれぞれの好奇心、遠慮、意地悪、美意識、その他作家の計り知れない内面を秘め、意図しなかった「凪」へと移ろいで行く。
思惑からどんどんそれてゆくこと。時間をかけて他人の意思をただ受け入れてゆくこと。それは風が感情を染めてしまうことに少し似ている。
入れます
美しいだけではさみしい。たのしいだけでもさみしい。だれかと美しく、だれかと楽しくありたい。
夜
昼
作家と作品
あなたと彼と彼女とあの人と私達
森かドレスか舞台か
最終日前日。とっておきの解体をするためにレジデンスの方々に協力要請。
まず上を落とす。
四方が回転する。
まとわるのか、まとうのか
痕が遺った。
すべてが凪ですべてで凪でこれからも凪ぐ
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